商売

4月20日  注文の出し方

斜めからインドネシアを眺めよう 583

風邪も下痢も治った。健康体に戻って元気に仕事をしている。

気が早い会社があるし、遅い会社がある。なかなか注文が入らない、フォーキャストは三か月分以上来ているのだが、直近の納入以来というか注文書をなかなか、よこさない会社がある。そういう会社に、幾らしつこく請求してもなんだかんだと理由を言って、なかなかよこさない。ある日突然、明日納品という注文書が入る。こういうことが毎月のように繰り返される。

かと思うと、逆に、早々と注文書をよこし、今か今かと納品の催促をしてくる会社もある。使う数量がそう増えているわけでもなく、一日に使う量は殆ど決まっているのに、催促をしてくる。よっぽど、心配性に担当者なのでしょう。どちらも、こちらの担当者から、私に、先方に日本人に話をして、一般的には10日位の余裕のある注文を出すようにしてくださいと、懇願される。

 先方のそういう担当者は、別に、内へだけのやり方ではないので、特別意地悪をしているわけではない。聞くところによると、どの、注文先へも同じような出し方で、困らされているという。

引っ越しの後、やはり何かと、手を加えなければならないことがあって、家を買って、そのままでは、足りない物がある。一番急ぐものは、窓という窓に鉄格子というわけではないが、金属に飾り格子を着けなければならない。それに、蚊やハエが入ってこないように網を張らなければならない。インドネシアでは必須事項である。中流以上の家屋には必ず着けられている。このことは、その地区の警備員からも強く依頼まれることである。盗み対する予防である。プラス其の無粋が中から見えないようにカーテンが必要です。それだけで10万円くらいはかかる。快適に安全に暮らすには最低必要である。

その他に、日本人の私にとっては、温水器は必要。インドネシア人は基本的に水浴を普通の水です。

それと、もう一つ、卓袱台の様な足が短いテーブルが必要だと私は思う。インドネシアは床に座って食事をしたりテレビを見たりする大きめな部屋がある。私がテレビなしの子供のころ経験したスタイルに似ているが、折りたたみの卓袱台と座布団を使っていた点が大きく違う。そこで、卓袱台を買ってきた。座イスは日本から持ってきたものがあるので、丁度良い。

インドネシアの風景から、一変して、ニュールンベルグの孫たち、最近の様子。

卓袱台 鉄格子 注文

4月21日 超安値のカラクリ

斜めからインドネシアを眺めよう 584

三年ほど前からPT.MAKUTAでリサイクルペレットを作る仕事を始めた。そのころから、感じだしたことだが、リサイクルプラスチックの仕事は、マフィアと呼ばれているいくつかのグループが独占しているようです。そういうことを知らないで、その、縄張りを争うとすると、必ず暴力的なひと騒動があるという。ですから、日系企業はこの業界に参入することはできない。そこで、日系企業の技術力と信頼で、いくつかのマフィアと仲良くするしかない。ローカルのリサイクル業者ができない製品のリサイクルをしてあげると言うことです。そんなことで、付き合うと、安い出物を廻して貰うことができる。ということを、横に置いて、

新規に進出した企業の営業の方が売り込みしようとすると、一番戸惑うのは、価格の安さである。既に、多くの部品はインドネシア国内で調達され組み立てられ、最終製品になっている。その、部品のメーカーが、進出してきて、現存メーカーに割って入ろうとすると、異常な安さの価格を目標として示されることです。

ローカル企業ができるものはローカル企業から購入する。そして、それは安くて、使えればよい。其の、材質や外観にはこだわらないし、最低、押さえる寸法が出ていれば他の寸法は外れていてもいい。材質証明やスペック表は提出させるが、その物を使っているかはチェックしない。リサイクルであろうと、規格外品であろうと、どこから購入しようと構わない。チェックしない。それが暗黙の了解で超安値が出てくるのです。

 日系企業が手配する材料費で、製品が出来上がってくるのです。ということは、半値で原料が手にはいっていると考えられる。

 実際にPVCは私でも原料を日系メーカーからの半値で入手することができる。原料に限らず、装置は新品なら三分の一以下ではいる。ということは、ローカル装置メーカーは部品を三分の一以下で仕入れていることになる。

 また、私たちが準備した装置は、全部380V仕様で、メイドインインドネシアですが、ほとんどはメイドインマクタであり、メイドインナンブである。その、部品は全て、日本メーカー以外を使っている。勿論、部品の価格は三分の一以下であり、220V仕様ではないので、変圧設備もいらない。

 日本人は私一人でそれも、一般的日本人にかかる費用の五分の一程度に抑えてある。

ですから、私の部門はローカル企業と同じ価格でできるのです。ただし、原料を客先の指定の日系メーカーからのもの以外の同等品と目されるものを使うという条件があります。

 ブログのタイトルから、インドネシアで楽しく暮らす、を、なくし、主題だけに簡素化した。

最近の製品PP製、と、やっと、オリエンタルからナンブに変わったメイン看板と門の看板、こちらは真っ正面からしか読むことができない。この写真では何と書いてあるか分からない。ごめんなさい。

 安値 不思議 競争力

4月22日 暗黙の知らぬふり

斜めからインドネシアを眺めよう 585

 規模の大小にかかわらず、全ての産業で、暗黙の了解がなされている、原材料、部品の調達ルートが存在する。ローカル企業は最初だけ、日系企業から指定された材料を日系企業から購入し、材料のスペックと安全に関する書類を受け取り、それを、製品納入先に示す。日系の納入先は、それ以降、使用材料についての確認はしないのが決まり。ローカル企業は次から使う材料についてはできるだけ安い原料を使うことになる。

 ISOなどの品質管理や環境管理のシステム導入などは全く問わない。仕入価格が超安値だから、何も言えない。まともでは、そんな安い価格が出るわけがないと自覚しているからです。

 日系企業は其のローカル企業から部品を購入していることを公表しないのが原則です。

それでは、どうするかというと、日系企業からスペック通りに指定した材料から作られているであろう部品を購入し、最終納入先にはそれを公表し、内はこの会社からこういう材料を使って製品を部品として購入しています、と、届けるのです。

ですから、二社以上から購買し、一社は必ず日系企業にするのです。そして、其の、日系企業にはローカルからの仕入れ値を伝え、値下げ圧力を掛けるのです。圧力をかけられた日系企業は、ローカル企業ほどではないが、安い材料を混ぜるのです。それも、発注元は了解済みです。

そういうカラクリについて行けない日本人が、どこの会社にもいるものです。許せないという人です。なにか、問題が発生した時に自分のサラリーマン人生を台無しにしてしまうという恐怖感を持っている人です。そういう人が、交代してくると、ひと騒動が起きます。使ってはいけない原料を使って生産している状態を痛烈に批判して、直ちに証人材料に戻させます。前任者はこっぴどく批判されます。それから、売り値をチェックします。それを、見て、交代してきた人は、余りの価格の安さで、大赤字になることを知り、また、怒ります。何故、こんな安い価格で引受けたのかと。その次の行動は、客先に価格の引き上げの交渉を持ちかけます。客先は、そうですかと言って、その後、注文を、よこさなくなります。

客先は、ローカル企業から大部分を買っているのですから、其の値上げ交渉にまともに応対する気は全くなしで、他の、日系企業を探すでしょう。

暗黙の知らぬふりからはみ出る人は、融通が利かない人は、そこまで行って、初めて、状態を知るのです。しかし、もう遅いし、損をし続けなければならなくなるのです。

 http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/

インドネシアの山岳地帯なら、どこでも見られる水田、実りの秋?は年三回。パンガンダランの半島の西海岸、逆光のパンタイパシールプティー(白砂ビーチ)

どこも 大企業 先頭 

 4月23日 嫌われないように

斜めからインドネシアを眺めよう 586

 新規参入しようとする日系企業メーカーの売り込み担当者も製造担当者も、こういう暗黙の了解の中にいきなり入って行くことはできない。あたかも、真面目な、ごまかしは絶対許せないと、前任者を批判する後任者の様な状態になっているのですから、戸惑うというより、現状を批判する。しかし、だれからもどこからも相手にされない、というより、余計なことを言って、波風を立たせるなという逆批判の対象になってしまう。全てが問題なく、うまくいっているのに、今さら、余計なことを言われても、やっかいもの扱いにするしかない。その中に、溶け込まなければ、商売にならないことを早く納得しなければならない

大企業の担当者も、見ないふりをする。とにかく、価格が安いことが大優先ですから、なんだかんだと言って、値上げを頼まれたり、値下げの依頼をしているのに、現状維持でしかできないという返事をされることを一番嫌う人種です。産地偽装でも、製造者偽装でも、なんでもいい、とにかく、黙って、値下げのことだけ考えてくれればいい、という世界です。

 それでも、日系企業の下請けには、定期的に監査に入る。それは、突然、明日ということはないので、混ぜているような規格外の材料や原料は、目に着かないところに移動し、監査の人に見て見ぬふりをさせないための心使いと準備が必要です。万が一にも、なぜ、この材料がここにあるのですか?などという、質問をされることは避けなければなりません。それが、サプライヤーとしての作法です。

車やバイクの走行中のコントロールが効かなくなるような重大な問題が発生し、リコールなどということになれば、一斉に、下請け、下請けへと、監査が回ってきます。その監査は、システムについてで、現実に何が使われているかは、そこまで、突っ込んでチェックはしない。お互いに見逃してきたのだから、今さら、突っついても、天井を向いて唾を吐くようなことになってしまうので、しない。

 http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0002.html

この会社の射出部門は、二三カ月先にインドネシアのこんな状況の中に突入する。勿論、まだ、状況を感じていない。言っても仕方がないことで、担当者が、体で感じるまで、成果は上がらないでしょう。しかし、応援はします。

名前変更 ABATOYOTA BOSYOKU

     MakroLOTTE  Martになった。

  バイクの使い方の典型的な例である。三人以上は当り前で5人という場合もある。

作法 ルール 安値優先

4月24日 喧嘩しない方針

斜めからインドネシアを眺めよう 587

最終組み立て会社(大企業)一次下請け(最終会社のグループが多い)二次下請け、三次下請け、という具合の構造になっている。一次下請けまでは日系企業が大部分である。二次下請けは日系企業とばかりとは限らない、というより、ローカル企業が製造可能なものはローカル企業から調達する量の方がはるかに多いが、ローカル企業からだけということはなく、日系企業からも一部調達する。ローカル企業の品質と価格次第で、その比率は変わる。三次下請けは、殆ど100%ローカル企業である。

原材料の調達は、ローカル企業のほぼ100%がローカル企業から、一次二次の日系企業はローカルから全て調達したいが、指定材料の関係で、その比率は示さないで、出来るだけ多くローカルから調達している。

どの会社も、価格が安い方から購入したいので、ローカル企業の品質を高めることに力を注いでいるし、ローカル企業は日系企業に売りたいので、それなりの努力はする。一次的には日本人に手伝ってもらい、製造や品質管理や営業の能力を高めることもする。

年を追うごとに、日系の二次三次下請けは、ローカル企業と価格競争を強いられ、負けることになる、その分生産量が増えて行けば比率は減っても受注量は横ばいになる。増えた分はローカル企業に注文が行くというシステムになっている。

私の処は、其のローカルが、出来ない仕事を引き受けるのが原則ですが、そうばかり言っていられない部分がある。10年前にローカル企業でできなかった押出製品が今ではできるようになっていて、やはり、増えた分だけローカル企業に注文が流れているが、そのお客さんは、それを公表しないで、日系企業からしか調達していないと言っている。というケースもある。
 客先から頼まれない限り、ローカル企業が作れるものに手を出さない。例えば、軟質PVCについてはこちらから仕事を欲しいということはない。

 ローカルと争うということではなく、客先へのサービスとして、原料安価調達以外の方法で、ローカル企業に負けないような安価で高品質の製品を作ることができるようにあらゆる点で、節約しなければならないと思っている。

 もう一つは、二年間、温めていたオリジナル商品の開発である。したうけばかりでは日系企業への手伝いだけでなく、インドネシアでなら売れるという押出製品を自社ブランドで売り出したいと思っている。これなら、無理な安値競争に参加する必要はないし、びくびくする必要はないし、産地偽装も、原料偽装もない、指定があるわけではないから、自分が使いたい原材料を使えば良い。まもなく、その開発が始まる。

イスラムのお祈り風景、モスジットに入れない人は、道を封鎖して、お祈りをする。道のわきにどこでも見られるイスラムの人たちのお墓、焼かないで、そのまま掘って寝かせて埋める、一人一お墓なので、日本よりはるかに面積が人様になる。タイル製の長四角い囲いが載せてある。教会やお寺といった施設が仕切っているのではないようで、自分の家の前や横に埋葬している家も多い。

非競争 開発 営業力

4月25日 日本人の心構え

斜めからインドネシアを眺めよう 588

Main golf Capekの一日でした。

昨日土曜日はOver time(lenbur)で、工場レイアウトのペンキ塗りを終わらせた。月曜日にエリアの上に看板を吊り下げるつもりだ。次第に、一目、見た目で、工場全体のレイアウトが分かるようになってきた。日本からの出張者の当り前のレポートを読ませてもらったが、これは気がつかなかったとか、もっともだ、新鮮だな、若者らしくていいな、というものはなかった。教えられたこと、他人から与えられたことではなく、自分で考えたことを提案してほしかった。しかし、一般ていには、こんなものだろうと思う。だから、次のことが必要なのです。

 射出の技術者も品質管理、セールスの責任者も、インドネシアへ早く赴任してきて、仕事、商売が始まる前に、インドネシアの商売環境やインドネシア人の能力や自分の能力の確認をし、足りないところを自分も強化しなければならない。自分がいきなり教えてやるとか、自分のやり方を一方的に押し付けるとか、そういった態度は反発を招くし、外部からも、軽視されるでしょう。とにかく、早く来て、早き状況を知ることです。いきなり生産、いきなり注文を取るということは100%できない。半年はこちらで助走が必要です。

 会社の形態を整えるという点ではスタートダッシュが必要と書きましたが、それには失敗していると思う。これを感じているのは私だけではない。

 スタートダッシュのやり直しをする必要があると思うが、それには、そのチームを整えることです。射出技術、品管、経理、営業の専門家を最低一人ずつ、社長と設立責任の副社長と合計6人が整ったところで、スタートダッシュを掛けたらいいと思う。他の余計な、日本人はいらない。いるだけ、厄介が増えてしまう。

 

 インドネシア人と意見交換の場を持たなければ、なにも始まらないことを感じなければならない。そして、やらせるのではなく、自分が先頭に立って、言いたいことは、態度で、示さなければならない。分からないことは、インドネシア人に教えてもらうとうい姿勢が必要です。インドネシアのことはインドネシア人にまず聞くことが必要です。

 ミーティングを日本人だけでやってはならない。最初から、インドネシア語でやらなければならない。覚えたくない人は通訳を使えば良い。私は、次の日のミーティングで話したいことは前の晩、辞書を見ながら、ノートに書いて覚えて発言をした。最初は一行だけだったが、どんどん増えて、半年後には、予習が必要無くなっていた。53歳の時でした。

日系のコンサルタントやエージェントを頼る気持ちは理解できるが、インドネシア人社員は全員が納得しない、その方法がいいと思わない。実際、外部に頼むより、安く、迅速にできることが多いし、インドネシア人の気持ちを尊重することになるし、日本人が彼らを頼りにしてくれているということで、誇りや遣り甲斐を感じてもらうことになる。

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 現地語  習う  立ち上げ隊

急転直下の情報

斜めからインドネシアを眺めよう 593

昨日は20:00時前にバタンキュウで眠ってしまった。その寝心地の良かったこと、朝、5:00マリアさんのけたたましい目覚ましで起こされるまで、熟睡してしまった。ですから、真夜中の投稿ができなかった。中には、一人や二人、どうしてしまったかと思った方がいたかもしれませんが、単なる睡眠不足でした。

パニック障害の薬も最近は飲んでいません、飲むときは、そろそろ、飲んでおこうかと思うときだけで、一週間以上忘れていることもある。薬はいつも携帯して、いつでもどこでも飲める状態になっているし、他人にももし万が一ひっくり返ってもバッグを開けてもらえば、インドネシア語で書いてあるので、誰かが飲ませてくれるだろう、など、安心感がまた、飲まなくでも大丈夫という気持ちの手伝いになっているとおもう。今回のちょっとハードな仕事でも何の症状も現れなかったし、現れるかもしれないという不安もなかった。パニック障害が殆ど治ってきているという確認にもなった。しかし、薬は常に、携帯することは忘れない。去年末に三カ月分処方していただいて、四か月以上経過しているが毎日飲むとすれば30日分残っている。だから、三日に一回なら三か月分残っていることになる。残っているということが安心感を与えてくれる。

(^o^)

Akhirnya datang juga!! 急転直下というか、ご近所付き合いというか、大変急な情報で、流石というか、大丈夫かな、本当かなと思うが、信じていいのかな、と思うような情報がもたらされた。

私自身が積極的に動ける状態ではなく、むしろ、影に回って、頼まれたことだけをやってきた。知らず知らずに、重要な役回りをしてしまっているのだなと思うし、それが、無駄ではなかったことが確認できて、たいへん、気持ちがいい。

しかし、まだ、確定ではなく、仮契約なので障害があることは感じている。その障害が早く無くなれば、私はもっと嬉しいのだが、どうでしょうか。6月末?本当かな、眉に唾をつけています。昨日今日と珍しく19:00過ぎに第二応接室に電気がついていて、何かの打合せをしているのか、今どき帳簿のチェックしているのでしょうか、ブラインドは上げたままで、外から、内の様子がはっきり見える状態にしてあった。(_)!!

大丈夫でしょうか。

一喜一憂も、どうかなと思うが、砂竿で金の長い難しい10点パットが入った時の様にガッツポーズをしたい気持ちです。

 

 これは別の話で日本のHさんに大変心配をかけております。今日、また、途中経過を報告させていただきましたが、来週中にも全アイテム完成させることができる見通しが着きました。(-_-;)

 

リッポチカランへ行くときにはこの道を通る。牛追いの青年。インド洋側、水田とヤシの木と海。この景色は延々と続いていれば素晴らしいと思うが、ほんの100mほどです。

 継続は金 黒幕 仕掛け人

 

5月1日  そこまで想定できなかった

斜めからインドネシアを眺めよう 594

時は流れ 再入場を果たすのは真近になった。インドネシア人を含めた私の関係者は誰もが大歓迎のはずです。

 

世界的にメーデー。ベトナムは国民祝祭日で休みらしいが、土曜の休日と重なったために振替で月曜日も休みの三連休らしい。それを利用して、ベトナムへ赴任したばかりの日本人が、インドネシアへ戻ってゴルフを楽しんでいる。明日もその方と一緒にプレーする予定です。その他の方々を含めて、皆さん、言いたいことを言い合って、色々な情報を提供しあって、楽しい、気楽な仲間たちです。いつまでもいつまでも続いたらいいと思う。コンペではないので会費はいらないし、寄付や罰金などの趣旨もない、単なる仲間同士のゴルフなので、なお気楽に参加できる。それにしても、まとめ役のKさんには敬服をしている。ありがとうございます。

 

我が社は現在ISOの収得に向けて、トレーニングを進めている。インポールライセンスの申請が終了し、ベアチュカイバンドゥンの審査も終了、書類がジャカルタのベアチュカイに送られて、一週間以内にライセンスを受けることができる状態に進んでいる。

EPTE(外国と同じ扱いの保税会社の権利)の申請もプロセスに入った。一人、K社時代のEPTE BEA CUKAI関係の仕事で先頭に立っていた人が、この会社でも、活躍してくれているので、書類関係は彼女にお任せ、彼女の要求通りの書類を会社が彼女に渡せば、すべて、彼女が勧めてくれる。勿論、金額も、事務的な金額で、特に裏金が必要ない。監査や審査に入ったときのガソリン代や食事費用についても彼女が幾らくらいと実費だけ言ってくれるので、会社はその金額を彼女に渡すだけで済む。

ところで、EPTEになると会社の出入り口は一か所でなければならない、という、規則がある。囲い塀の高さは2m以上という規定もあるし、ベッドやエアコン、テレビなどを備えた税関職員の居住小屋も入口付近に作らなければならない。というような、彼女がすることではなく、会社が準備しなければならないことが、審査に間に合うようにできるかどうかの方が心配である。ということで、そういうことがクリアーされれば、8月初旬にはISOEPTEも取れると言う当初の予定通り進んでいる。

 背中合わせの会社を一つの会社の第二工場にした場合、裏に出入り口を作って、直接行き来できるようにすることができるのだろうか、出来ないとできるとでは、多周りをしなければならないので、ちょこっと歩いてとか自転車でというわけにいかない距離になってしまう。申請すれば特例でもう一か所出入り口を作ることができると言う話もある。多分、お金次第でしょう。

 Sedana(スダナ)の18番とクラブハウス、ここの特徴はカートでフェアウエーに入ることができるので、ボールの近くまでカートで行けることです。

 納税番号カード(NPWP)エヌペーウェーペーです。以前がペラペラな青い線が入った紙きれでしたが、今回受け取ったものは、金色のプラスチックのカードでした。これを持っていなければ国外に出るとき、Fiskal(フィスカル)という出国税を約3万円支払わなければなりません。実際は、コピーを持って行ってそれを、免税窓口で渡せば、ボーヂングパス(搭乗券)に免税のスタンプを押してもらえます。それを出国カウンターで見せれば済みます。

 申請 免除 仲間

(^_-)-Belanja di Glodok

斜めからインドネシアを眺めよう 642

日本へ帰った時は必ずホームセンターへ行って、インドネシアでは見つけることが困難な道具や部品や計器を購入してハンドキャリーをするのが習慣になっている。しかし、今年はドイツへ二週間ほど行くので、帰国する機会がなさそうで、欲しいものが増える一方で、なかなか、解消できないでいる。装置を作るにも部品がないので作れないでいる物もある。

そこで、何年ぶりでしょうか、思い出せないくらい以前に行ったきりのKota Glodok(グロドック)へ買い物に行ってきた。この辺りはKota tuaと言って、Bataviaの首都の中心でしたから、散策だけで、かなり膨大な旅行記を書けるほど、盛りだくさんに色々あるところです。

ここに無ければインドネシア国内には無いというほど、最期の砦のような何でも部品街です。北ジャカルタ、スディルマンを北上しても行きつくが、私は、北のアンチョールの方からちょっと南下して入った。

PT,KITAGAWAの創業当時は、一月に二回ほど、必要道具や部品や計器を買いに行っていた、と言うのも、今なら、タンブン チビトゥン チカラン ジャバベカ辺りに電気や機械の部品店が進出していて、近場で殆ど手に入れることができるが、当時は、近場に部品屋や工具屋がなかったので、わざわざ、ジャカルタまで買いにいっていたのです。最近来た人や三代目四代目の社長さんはそういうことを知らない。

十年前と雰囲気は変わっていない場所はあるが、外周は近代的なショッピングモールになっていて、売っているものは電機、電器、機械、装置、各種材料、部品、工具類などなど何でもアリ。しゃれたフードコートが在って、くつろげる雰囲気にもなっている。旧来のゴミゴミした中で買うのか、綺麗に洗練したモールで買うのか本人の好みであるが、私は、旧態依然のごちゃごちゃした中で買い物をした。マグネットリングとマグネットブロックは正にここでしか各強度と各サイズが揃っていない。聞いて聞いて、探して探してやっと見つけた。もう一つは、警報ランプでした。センサーが反応すると同時にランプが点灯し、警報が鳴るやつである。これも、見つけた。

各種プラスチックの丸棒や厚板も売られていて、若いころ作っていたので、つい触って懐かしく思う。知る限りでは、インドネシアではここでしか売っていない。マーキングがある6ナイロンチューブやウレタンチューブも売っていてこれも懐かしい、聞いた限りでは全部台湾製でした。スパイラルチューブも含めて値段を聞いて、こりゃ、私が作っても価格で対抗できないと思った。

実際は皆さん親切だし、何を探しているのか聞いてくるし、教えてくれるが、雰囲気として日本人が古い方の建物の中へ入って行って買い物をすることはお勧めしない。インドネシアの色々な買い物をする場所の中で一番、通路は狭いし、その通路の色々な人がたむろしたり座ったり、客だか、そこの店の人だか、何かの手伝いをする人なのか分けの分からない人が多いし、全く、そういう人に触れないで通過することができないほど、ゴミゴミ、ごちゃごちゃしている。ぶっ壊して建て替えない限り、この場所を綺麗にすることは永久に出来ないと思う。そこが私は好きなのですが。

北の端、バタビアホテルの前の運河に掛る跳ね橋は観光スポットになっているが、今は、全く機能していなし、橋の下を船が通過することもない。

おおざっぱにいうと、ここから南下し、グロドックへ依って、ガジャマダ、タムリン、スディルマンの途中のアッチチの像でUターンして、ラトプラザのコースでした。 

http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/

ラフレシアに興味のある方が多いようなので、私の関係サイトを紹介しておきます。

ブンクルーの旅行記などです。世界最大の花という言い方に曖昧なところが在り、ラフレシアが最大というのは私の知るかぎりでは誤りだと思いますが、どうでしょうか。

秋葉原  人懐こい  用心

(^_-)-とんでもない

斜めからインドネシアを眺めよう 668

ある会社から、急遽、試作依頼が入った。それと同時に見積もり依頼があったので、見積もりを提出した。其の客先、輸入していた品物が入らないので、急に内から購入しようと考えたのです。半年前ほど前の会社の時に売り込みに行ったことがあった。

それが、非常に高圧的に話をしてくる。試作品を明日までに持ってきてほしい、9月から大量注文を出すから、試作費用は払わない、と言ってきた。それは承知した。早速、製品を作って試作品を納めた、すぐにOKになって、注文をよこした。まず、量産試作で少しだけだった。その時、厚かましく、また、試作テスト品だから、見積価格の半値でやって欲しいと言ってきた。良くそんな厚かましいことを言って来れるなと思う。大量生産の時の見積もりを出しているのだから、こちらとしては、小ロットなら、改めて歩留りを含んだ価格を提出したいくらいだが、いかにも、お前たちの処へ注文を出してやるから、もっと安くしろと言っているのです。そんな、威張った口の聞き方をする会社のいうことは聞く必要無い、はっきり、断れと、インドイネシアの担当者にはいった。

インドネシア人の購買担当の人間はどこの会社も、同じような態度をするらしい。お前の所から買ってやる、という態度である。ギブアンドテークの精神が欲しいと思うが、インドネシアでは注文を出す側と下請けの関係は、上下関係と勘違いしている人が多い。

今回は、緊急の注文で、試作を出したのが今日、そして、すぐ注文を出され、月曜日が、納期である。取引をしたことが無いのに、無茶を言ってくる。もう一つおまけがある。支払いは月末締めの二か月後支払いだと言う。とんでもない、こっちは現金と交換で売りたいくらいである。厚かましいにもほどがある。こちらのスタッフは、いちいち、私にどうしますかと聞いてくるので、そんなことで聞きに来るなと、言ってやった。そんな威張った言い方をする会社にぺこぺこする必要はない。断ってしまえばいいとも、言ってやった。失礼な会社もあるものです。もしかしたら、支払いが悪いので、今まで作っていた会社が、作るのを拒否しているか、今までの物の支払いがあるまで、新規の納品を遅らせているのではないかと、勘繰りたくなる。

 

見かけはシンプルですが、優れモノです。完成した姿ではありません。間もなく実用化されるチューブの内外径同時寸法検査装置です。内外径とも公差が0.05ですから、何万、何十万mでもそれをお客さんが納得する方法で、大丈夫だという安心感を与えなければなりません。そのための装置です。勿論、インドネシアでは初物です。チェックの方法は書けませんが、この装置で、内外径寸法(楕円を含む)公差外の製品をシャットアウト出来ます。

タフ スメダン 硬めの四角の豆腐を揚げたものです。売っている店の前で上げるのが普通です。塩を付けて食べる、大変おいしい。

 無茶  商道徳  購買担当

 7月17日  (^_-)-お金を欲しい季節

斜めからインドネシアを眺めよう 669

昨日の“とんでもない”の話、おまけがついた。今日も納品したが、明日も出来ているだけ納品してほしい、オーバータイムに付き合ってほしいというのです。よっぽど、品物が間に合わなくて、納品が遅れそうで困っているのでしょう。それならそれで、理由を言って、丁重にお願いすればいいと思うのだが、高圧的な態度は相変わらずである。月曜日でなければ納品できないときっぱり断られたら、どうするつもりなのでしょうか。

と言うことでしたが、どうも、待っていたら、間に合わないのでしょう。先ほど18:00と21:00に製品を出来ただけ取りに来た。明日07:00にまた、出来ただけ受け取りに来ると言って帰った。

内ができる製品だったから、対応してやることができたから、問題を最小に留ることができているようで、もし、私がNOと言ったら、どうするつもりでいるのでしょうか。KIICのヤマハモートルが最終お客さんです。組み立てラインをストップさせてしまいそうなのでしょう。

これから、レバランに掛けて、一年で一番お金を欲しい時期になる。ムシン ミンタ ウアンに入ります。出勤 押出で10人以上出勤している、オーバータイムである。ISO準備の人、チューブ巻取りようのロールを作る人、前の会社から引き継いだ装置で使えない物の修理をする人、皆さん、頼めば真面目に仕事をしてくれる。これはこれで、私の方からお願いしているのだから、いいのですが。ただし、現金なもので、オーバータイム手当が付かない役職の人たちは出勤しません。出勤すれば評価が上がって後々、収入が増える可能性があると思うのだが、そういう考えは、インドネシア人は全く受け入れないようです。逆に損だと思うのです。

インドネシアの特にイスラムの人達はこの時期、お金を稼ぎたいのです。もうすぐ断食月に突入します。交通違反の取り締まり、検挙も厳しくなる。警察官もお金を欲しいのです。

ベアチュカイ、(税務所、税関)もイミグレ(出入国管理)の審査も厳しくなります。いずれも、アンダーテーブル獲得が目的です。

この会社も、間もなく、射出成型機や周辺機器、交換部品の輸入をする予定になっているようです。どう考えても、どう、どこを切って、様子を見ても、レバラン休暇以前にインドネシアへ入れることには無理がある。受け入れ態勢の不備と共に、審査の厳しさと、意識的に審査を遅らせるというマイナス要因が多すぎる。EPTEではないので、規定通りの関税を払うことは当り前ですが、当り前ではない金額の上乗せを、税関に何倍かを払わなければ、港から移動できない可能性が高い。

9月中旬以降になれば、ぼちぼち、その厳しさも和らぎ、10月に入れば、通常の対応に戻るでしょう。そのころになって、なお且つEPTEの会社になっていれば、やっと、割合、障害が無く、輸入品を手に入れることができるようになるでしょう。

色々な点で、インドネシアの事情を知る必要があるが、こういう、細かいようで大きなことを認識できないで、事を進めようとしてしまう状態は、横から見ていて、お金の無駄使いが多くなることをはじめ、余計な交渉を繰り返さなければならないし、全てが遅れ遅れになってしまうことを、心配する。

 支払った税金は還付されるという意識は、間違いです。甘すぎます。事態を知らなさすぎます。もし、かえってくるにしても、一年以上後の話です。その手続きは大変困難ですし、なんだかんだと、いちゃもんをつけられて、挙句の果てに、他のことでペナルティを課せられて、戻ってくるどころか、逆に、もっと支払わなければならない羽目になる可能性もある。また、値切られて、戻ってくるはずの何分の一かになってしまうし、担当の税務署員に個人的にアンダーテーブルをその中から支払わなければならなくなる。

ジャカルタの環状高速道路に入ってすぐのチャワンと言うところです。看板の通り、まっすぐ行くと中央ジャカルタ、スマンギ方面左へ行って、高架の下をくぐって右(北)へ向かうとコンテナ港のタンジュンプリオクや遊園地で有名なアンチョール方面です。そちらにスカルノハッタ空港と書いてありますが、環状道路ですから、スマンギへ向かっても当然行けます。スマンギ経由の方が距離は短い。ただし、渋滞がどうかということです。空港へ向かうときに、多くの人はどちら経由でゆくか迷うはずです。どちらを選んでも、あっちを選べばよかったと、思わされるのが、面白いどちらが正解だったかは回答が出ない。

スマンギのインターチェンジのすぐ脇にあるプラザ、スマンギです。裏のピンク色のアパート(ホテル?)へ行くのにプラザスマンギの駐車場を抜けるのが一番分かりやすくて早い、通り抜け料金は20円です。

 還付金  関税  アンダーテーブル(袖の下)

 (^_-)-影ながらのエール

斜めからインドネシアを眺めよう 675

観賞魚用等の水槽の日本でのトップメーカー、J社から注文をいただいた。これで押出部門のお客さんは五社目になる。この会社と私のお付き合いは私がインドネシアに来てからすぐ始まりで、15年くらいになる。主に大型水槽の上枠や底枠などでお手伝いをしてきた。現在、それらの仕事は分けあって他社でやっているが、問題があるので、そう、遠くない将来、私が再び、お手伝いするようになります。今回はその準備運動のようなものです。

つい先日、7月12日でしょうか、NHKテレビにニュースを聞いてびっくりした。水槽の水を温める装置(ヒーター)の一部に関して発煙、発火の恐れありという理由で回収、交換をすると発表した。まさかの出来事でした。

社長をはじめ息子さん2人、奥さまも一緒に仕事をしている当時から、応援しているので、大変気になっている。会社設立の発端は、ニッソーに追いつけ、追い越せの精神だったと聞いている。

会社がどんどん大きくなり、若い頭脳がどんどん増えている。それだけ社会的責任も大きくなっている。品質のチェックについてはやり過ぎということはないので、何には念を入れてやって欲しい、それでも、思わぬところから問題が出ることがある。迅速に正直に対応してほしいと思います。今回も、火事など、重大な事件になっていない段階で迅速に公表、回収、交換の手段出たことは、流石だと思う。リコールを速やかの解決し、転じて一層の発展を、インドネシアから、祈っています。

スマトラオオコンニャク(ショクダイオオコンニャク)Amorphaphollus Titanumがボゴールの植物園で開花したらしい。

http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0008.html

http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0010.html

http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0304.html

6年か7年に一回しか咲かないと言われている貴重なものらしいが、ボゴールの花は、ブンクルーから移植したものです。その、移植元へ行けば、6〜7年に一回が、別々?の木?で次々と開花します。多分、確立として半年に一回ほどは開花に会えるでしょう。そこの人に聞いた話と、私の印象ですから、それは違うと専門家の人から、指摘されても困りますが。

しばらく前にも行ったが今日も行ってみた。ロッテマレットの前のフードコート、相変わらずの大賑わい。バソ(Bakso)食べた、一万Rp(百円)でした。安い、ソプブトゥットゥは二百円でした。こちらの方がおいしいが、そうでもない“花のや”のカフェでは七百円です。

日本人は全く見当たらない。

迅速  対応  水槽

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